司会者はなぜ必要?結婚式の司会者の役割と、選び方&費用について

結婚式は様々なスタッフがお手伝いをしますが、その中でも司会者は、とても重要な役割を担っています。
新郎新婦入場から乾杯へ、歓談から余興への移行など、結婚披露宴の様々な場面転換をスムーズに進行するのが務めだからです。
結婚式の司会者の役割と、自分たちで選ぶ場合のポイント、司会者費用についてご紹介します。 (文:桑田千寛)

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1. 何をしてくれるの?結婚式の司会者の役割

結婚式には、親族、来賓、友人など様々な関係性のゲストが集まります。幼い頃からずっと成長を見守ってきた人、休日を一緒に過ごす人、仕事先での活躍ぶりを見ている人など、ゲストによって“知っている新郎新婦の顔”は違いますよね。

これらすべてのゲストに、もっと新郎新婦のことを知ってもらうための“橋渡し役”、それが結婚式の司会者の役割です。具体的に、結婚式の各シーンで司会者が何をするのか見てみましょう。

♠新郎新婦のプロフィール紹介
“生年月日、出身地、家族構成、趣味・特技、職業”など新郎新婦の基本情報から、“出会った時期や場所、第一印象、お互いの好きなところ、結婚を決めた理由、どんな家庭にしたいか、入籍日”など、ふたりの出逢いから結婚までの詳しいエピソードを紹介。

どんな内容を紹介するかは、司会者と新郎新婦との打ち合わせで決めていきます。

♠結婚式のテーマやこだわり
数ヶ月間をかけて準備してきたこだわりの結婚式!見てもらいたいオリジナルな部分、手作りアイテムの紹介や制作のエピソードなど、ふたりの頑張りや想いを司会者が代弁します。

♠ゲストにスポットを当てる
乾杯の発声・祝辞・余興をしてくれるゲストの紹介をするのはもちろん、結婚式準備を手伝ってくれたゲストなど、ふたりが特にスポットを当てたいと思うゲストの紹介も。新郎新婦に代わって司会者が感謝のメッセージを贈ります。

♠祝電の披露
新郎新婦宛に届いた祝電は、贈り主との関係性や肩書きによって披露する順番があるため、事前に司会者が新郎新婦に確認します。また、新郎新婦の両親宛に祝電が届くことも。その場合も司会者が両親にお伺いして対応します。

♠場の空気や状況に合わせて臨機応変に対応
プロの司会者は、場の空気を読むのが上手。余興やゲームなどの賑やかな場面での盛り上がり、歓談から演出シーンへの切り替え、感動の場面への引き込みや後押しなど、状況に合わせて声のトーンやボリュームまで調整します。

♠ハプニングへの対応
大勢のゲストが集う披露宴では、ハプニングが起こることもあります。例えば、余興の時間が迫っているのに、着替えや準備ができていない場合。会場スタッフと連携を取って、準備が整うまで司会者がトークで場つなぎをしてくれます。

このように、結婚式の司会者は新郎新婦とゲストの“橋渡し役”であると同時に、披露宴全体の進行を司る重要なキーパーソン。慎重に選びたいですよね。次に、司会者の選び方についてご紹介します。

司会者

2. 結婚式の司会者は自分たちで選べる?選び方のポイントは?

結婚式の司会者を選ぶ際は、“式場提携”か“フリー”、2つの選択肢があります。

♠式場提携司会者の場合
結婚式会場は司会者事務所と提携していて、その事務所に所属する司会者を、プロフィール冊子や過去の司会映像を見て選ぶことが出来ます。

男性か女性か、年齢は?キャリアは?得意なことは?など、ふたりの価値観に合う司会者を選びましょう。招待客の顔ぶれや結婚式のテーマも考慮して選べるといいですね。

*結婚式会場によって、司会者を選べない場合があります

♠フリー司会者の場合
結婚式会場を通さず、フリーの司会者や司会者派遣会社の司会者の中で、ぜひこの人に!と思う司会者がいれば、新郎新婦が直接依頼することもできます。ネットで探してコンタクトを取り、実際に会ってみてから申し込むと良いでしょう。

フリー司会者に依頼する場合の注意点は「持ち込み料」。料金は結婚式会場によって様々ですが、ほとんどの会場で持ち込み料を請求されます。そもそも司会者の持ち込みがNGの会場もありますので、事前に会場スタッフに確認を。

♠選び方のポイントは“コミュニケーション”
式場提携orフリー、いずれにしても司会者は、ふたりの想いを代弁する重要なポジションを担っていますから、コミュニケーションが円滑に進む司会者であることが大切。初めて会う際にその辺を重視して見極め、ちょっと合わないかも…と感じたら、プランナーや派遣会社にチェンジを申し出るのが得策です。

司会者

3. 式場提携司会者とフリー司会者、料金はどう違う?

司会者の料金相場は、フリーか式場提携かによって、3万円〜13万円と大きな開きがあります。

♠フリー司会者の料金相場は3万円〜
結婚式会場の提携先を利用せず、自分たちでフリーの司会者を探す場合の相場は3万円~。結婚式会場を通さないため比較的リーズナブルです。ですが、式場側から3~5万円の「司会者持ち込み料」を請求される場合もありますので、まずは確認を。

司会者にこだわりがあり指名持ち込みしたい新郎新婦は、「司会者料+持ち込み料+司会者の交通費」の合計額を予算として考えておきましょう。

♠式場提携司会者の料金相場は5万円〜13万円
結婚式会場が提携している司会者の相場は、式場のランクによって異なります。一般的なホテルや専門式場・ゲストハウス・レストランで5万円~、一流ホテルで10~13万円を目安にすると良いでしょう。

♠友人にお願いする場合は?
プロの司会者ではなく友人に依頼する場合は、お礼として2~3万円程度包むのが礼儀。司会者台本の作成で時間を使ってもらう上、披露宴中はゆっくりと食事する暇もないため、ご祝儀は辞退させて頂きます。それでも頂いた場合には、後日、ご祝儀の金額にお礼の金額を上乗せしてお返ししましょう。

司会者

4. まとめ|ふたりの溢れる想いを司会者に託して

数ヶ月の間、試行錯誤しながら結婚式準備を進めるふたりにとって、ゲストに伝えたい感謝の気持ちは数え切れないほどあるのではないでしょうか。

しかし結婚式当日は、限りある時間の中で分刻みのスケジュールをこなしていく上、大勢のゲストを目の前にして緊張や感動で言葉が出なくなることも。そんなふたりの溢れる想いを代弁してくれるのが、結婚式の司会者です。打ち合わせでは司会者とたくさんの想いを共有し、安心して結婚式当日を楽しんでくださいね。

また、フリーの司会者や、司会者が持ち込める会場についてのお問い合わせは、トキハナのオンラインプランナーまでお気軽にどうぞ!

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