3分でわかる!ゲストのための結婚式テーブルマナー

友人の結婚式まであとわずか、身支度は完璧!…でも、フォーマルな場でのテーブルマナーって何だか不安…という方もいるのでは?でも、あまりにも多くのテーブルマナーを詰め込みすぎてもかえって緊張するばかり。
そこでこの記事では、結婚式の披露宴で役立つ乾杯・食事中のマナーと、カトラリー・ナプキンの使い方にポイントを絞ってご紹介します。 (文:桑田千寛)

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1. 乾杯のマナー

結婚式の披露宴は、全員で乾杯をしてスタートします。普段の飲み会での乾杯とはちょっと違う、結婚式の乾杯。コツは次の2つです。

①席を立ってからグラスを持つ
披露宴の乾杯の発声は、新郎新婦いずれかの主賓が行います。司会者より「それでは皆様、ご起立くださいませ」などと案内が入ったらイスの左側に立ちます。

この時、グラスを手に持って席を立つとバランスを崩してシャンパンをこぼしてしまう…などの事故につながる危険も。必ず席を立ってから、グラスを持つようにしましょう。

②乾杯時、グラスは合わせない
フォーマルな場での乾杯は、グラスを合わせて音を立てません。グラスは胸の高さで持ち、「乾杯!」の発声に続いて同じく唱和し、目線の高さにグラスを上げるだけでOK。ひと口飲んだらグラスをテーブルに置き、拍手します。

《アルコールが飲めない場合は?》
乾杯酒は断らないのがマナー。飲まずにグラスに軽く口をつけるだけでOKです。乾杯後、食事が運ばれてきた時に、好みのドリンクをオーダーしましょう。

乾杯

2. 食事中のマナー

食事中は姿勢を正して(脚を組むのは論外)、くちゃくちゃと音を立てずに食べる。これは基本中の基本ですが、大勢の人が集まる披露宴では次の3つのマナーを意識しましょう。

①周りのペースに合わせて食べる
食事のペースは、同じテーブル内のゲストになるべく合わせるようにしましょう。ひとりで黙々と食べてしまったり、逆に食べるのが遅すぎたりすると、全員で次の料理を楽しめないことになるので気をつけて。

②スピーチや演出時は食べない
他のゲストがスピーチをしている時は、食事の手を止めて話を聞くのがマナー。また、ケーキカットや余興などの演出時にも手を止めて、一緒に楽しみましょう。

③食事中は席を立たない
例えば「パンのバターに手が届かない!」といった場合、自分で取りに行くために席を立つのはマナー違反。ひと声かけて他のゲストに取ってもらうほうが正しいマナーです。お手洗いなどは、披露宴前に済ませておきましょう。

食事

3. カトラリーの使い方

披露宴でふるまわれるのはフランス料理のフルコースが多くなります。ナイフやフォーク、スプーンといったカトラリーも種類が多くなりますが、次の4つのポイントを押さえておけば大丈夫!

①ナイフとフォークは外側から使う
カトラリーは、コース料理を提供する順番に合わせて外側から内側に並べてあります。なので、1皿目は1番外側のナイフとフォークを使って、2皿目は2番目のナイフとフォークを使って…のように、外側から順番に使えば間違いないでしょう。

②食事中はナイフとフォークを八の字に
サービススタッフはカトラリーの置き方によって、お皿を下げるタイミングを計ります。まだ料理を下げられたくない場合は、ナイフとフォークをお皿の上に八の字に並べておきましょう。

③食べ終わったらナイフとフォークを揃える
食事が終わったら、ナイフとフォークをお皿の上で右側に揃えて並べましょう。料理を残す場合も同様に、お皿の右上にナイフとフォークを並べると“ごちそうさま”の合図となります。

④落としても自分で拾わない
もしもナイフやフォークを落としてしまっても、自分で拾わないのがマナーです。スタッフに知らせて新しいカトラリーを持ってきてもらいましょう。

《絶対にナイフとフォークで食べなきゃダメなの?》
ナイフやフォークを使い慣れていない場合は、遠慮せずにスタッフに箸を持ってきてもらうようお願いを。フランス料理を箸でいただいてもマナー違反にはなりません。

カトラリー

4. ナプキンの使い方

テーブルに用意されているナプキンにも、スマートに使うマナーがあります。主に次の3つを覚えておきましょう。

①ナプキンを広げるのは乾杯の後
ナプキンは食事を始める時に広げるものなので、席に着いてすぐにナプキンを広げるのはマナー違反。乾杯が終わって着席するまではそのままにしておきましょう。広げる時は二つ折りにして、山折り部分がお腹側にくるように膝にかけます。

②席を離れる時はナプキンを椅子の上に
フルコースの途中で席を離れる時は、ナプキンを折りたたんで椅子の上、または背もたれにかけておきましょう。テーブルの上にナプキンを置くのは食事がすべて終わった時のみです。

③最後はナプキンをたたまずにテーブルへ
キレイに折りたたんだナプキンは「料理が口に合わなかった」というサインです。ナプキンはたたまずに、軽く崩してテーブルの上に置いて帰りましょう。

《ナプキンは持ち帰ってOK?》
結婚式場によって持ち帰り可の場合と、そうでない場合があります。司会者、または、テーブル担当スタッフより案内がありますので確認しましょう。

ナプキン

5. まとめ|テーブルマナーは、美味しく食べ、楽しむ方法

結婚式での乾杯・食事中のマナーと、カトラリー・ナプキンの使い方をご紹介しました。

本来、テーブルマナーとは、“厳守するもの”ではなく、“美味しく食べ、楽しむための方法”として存在しています。周囲の人と共に楽しく過ごせるよう配慮していれば、ちょっとした間違えなど、そんなに問題ではありません。

この記事でご紹介したのはどれも基本的なマナーですから、頭の片隅に置いておくのにちょうど良いと思います。基本的なマナーを押さえて、結婚式を存分に楽しんでくださいね。

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