結婚式に出席できなくなったら…新郎新婦に失礼のないキャンセルマナー

結婚式への招待。それは、二人の限りある出会いの中から、晴れの日を共に作り上げる一員に選ばれたということ。こんなに光栄なことはないですよね。
ただ「絶対行きたい!」という気持ちとは裏腹に、どうしても外せない急用や体調不良などで行けなくなってしまう可能性もゼロではありません。
どうすれば「新郎新婦の気持ちを下げないキャンセル」が叶うのでしょうか?この記事では、結婚式までの日数別にキャンセル方法と伝える際の注意点、ご祝儀のマナーをご紹介します。 (文:まゆ)

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1. 招待状到着~1ヶ月前のキャンセル

結婚式の招待状が届くのは大体、式の2ヶ月ほど前が一般的。この時期に「もしかすると行けないかもしれない」という人は、その旨を早い段階で新郎新婦に伝えておく方がベターです。

電話などで行けないことを伝えた上で、招待状の返信ハガキを郵送しましょう。あまり早く送りすぎて、二人の元に「欠席」のハガキが一番に届くなんてことのないように注意を。

この段階では、新郎新婦もまだ料理や引き出物の検討段階なので、キャンセルによる費用の影響は招待状以外にほぼありません。

返信ハガキ

2. 結婚式の1ヶ月前~前日のキャンセル

式まで1ヶ月を切ったこの時期は、二人も準備に追われ、焦りと不安が生じ始めることが多いと言えます。

招待状の返信期限でもあるこの時期。キャンセルの連絡はできるだけ早く、二人へ最大限の配慮をもって伝えましょう。

この時期のキャンセルによる影響は主に2つ。一つ目は、引き出物や料理について。式場にもよりますが、料理や引き出物のキャンセル期限は式の20日前~10日前です。キャンセル期限を過ぎると、二人が費用を負担することになってしまいます。

二つ目は、席次表やペーパーアイテムについて。既に配席が決まっていた場合は大幅に見直しが必要ですし、印刷が済んでいる場合は、全て刷り直しの必要が生じるかもしれません。

他にも二人が予定している演出で、人数分用意しているアイテムがある場合も。いずれにしても挙式日が近づくほどに、キャンセルは新郎新婦に大きな負担をかけてしまうということを覚えておきましょう。

結婚式準備

3. 当日のキャンセル

では、欠席が結婚式当日に確定した場合はどうすればよいのでしょうか?ポイントは、新郎新婦の携帯電話と併せて式場に連絡を入れること。

当日は、新郎新婦は式の数時間前から支度に入っており、電話に出られない状況にあることが大いに考えられます。また、慌ただしい気持ちでいる中での突然のキャンセル連絡は二人を動揺させることにも。

当日の進行は新郎新婦ではなく、式場が全てを取り仕切ります。式場側にとっても、早めに欠席者が出たことがわかるのはありがたいこと。また、プロが状況把握をした上で二人に伝え、そのまま対策まで提案してくれるはずなので、二人も落ち着いて連絡を受けられるはず。

伝言までしっかりしてくれるはずなので、当日連絡は安心して式場スタッフに任せましょう。

結婚式当日、スタート後は二次会までノンストップで進行します。そのため、当日の新郎新婦への謝罪はメールや留守電メッセージを残すにとどめ、二人も落ち着いた翌日に、改めて電話などでお詫びの連絡を入れましょう。

ウェディングプランナー

4. キャンセルを伝える時の注意点

基本的には、直接会って伝えるor電話がベスト。メールやチャットは、新郎新婦との関係性にもよりますが、それだけで済ませるのは避けたいところです。

余興やスピーチを担当するはずだった人は、前日までならまず新郎新婦に相談しましょう。

万が一当日にキャンセルとなってしまった場合は、会場に連絡して二人のウェディングプランナーに相談を。二人も一番スムーズに、落ち着いて対応を検討できるはずです。代役を立てるか立てないか、誰にするのかは二人が判断することですので、自己判断で代役を立てるのはNGです!

また、突然のトラブルには、身内の不幸やネガティブな理由も多いもの。結婚式などの晴れの日には、こういった理由をあえて伝えるのは避けた方が良いとされています。二人に深く聞かれることがなければ、「どうしても外せない用事ができてしまって…」と濁して伝えましょう。

次の項で詳しくお話ししますが、結婚式をキャンセルする場合は時期に見合ったお祝いを贈ると共に、当日は電報を打つと気持ちが伝わります。色々な種類の電報を、インターネットで簡単に打つことができますよ。

キャンセルの電話

5. キャンセルの場合、ご祝儀はどうするべき?

欠席の連絡をしたものの、その後すべきことって…?ご祝儀は?どれくらいの金額?どういった形で、いつのタイミングで渡すもの…?など、今度は違う悩みも浮上してきますよね。
こちらもキャンセル時期によって方法は様々。順番に見ていきましょう。

♠招待状をもらう前〜式の1ヶ月前のキャンセル
この時点でのお祝いは、まだ新郎新婦も料理や引出物などのアイテム手配をしていない段階。出席していたら渡す予定だったご祝儀額が3万円なら、料理と引出物の概算を差し引いた金額=1万円前後のご祝儀か、それ相当のプレゼント、どちらでも大丈夫でしょう。

気をつけたいのは、1ヶ月前にもなると、料理や引出物の他に用意しているアイテムがあるかもしれないので、それも考慮に入れること。気になる人は直接、新郎新婦に聞いてみても良いでしょう。

♠式の1ヶ月を過ぎてからのキャンセル
先にも述べた通り、料理や引き出物のキャンセル期限は式の20日前~10日前です。20日前ほど(料理・引出物キャンセルに間に合う段階)でのキャンセルは、その他のアイテムもほぼ揃えていると思われますので、渡すはずだったご祝儀の半額は包むといいでしょう。

式の10日前を過ぎてのキャンセルの場合は、予定していたご祝儀を全額渡しましょう。

ご祝儀

6. まとめ|たとえ列席できなくても、できることはたくさんあるはず!

誰にでも起こりうる、突然のトラブルや急用の発生。やむを得ず結婚式を欠席せざるを得なくなったら、二人の人生最良の日を大切に思う気持ちを、誠意をもって最大限伝えたいところです。

たとえ当日そばにいられなくても、二人の気持ちを大切にする方法はあるはず!結婚式への招待は、「今後も家族ぐるみでお付き合いを続けていきたい」という二人からのメッセージでもあります。だからこそ、今後も二人といい関係を築いていけるよう心を尽くしたいものですね。

 

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