結婚式の引出物の1つ、引菓子の賢い選び方。相場と人気引菓子も!

結婚式の引出物は、記念品+引菓子+縁起物の3品で1セットとするのが一般的。
そのうち引菓子はどうやって選ぶのが賢くスマートなのでしょうか?
引菓子の選び方と相場、スイーツ・和菓子の人気引菓子をご紹介します。 (文:桑田千寛)

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1. 結婚式の引菓子は家族のため?

結婚式の引菓子には「幸せのおすそ分け」という意味もありますが、実はゲスト本人ではなく、自宅で待つゲストの家族へ感謝を伝えるために用意します。

ひと昔前の日本の結婚式では、披露宴の料理を折詰にして家族のために持ち帰るのが一般的でした。しかし、衛生管理上の観点から法律が厳しくなり、手を付けた料理は持ち帰ることが出来なくなったため、代わって引菓子が贈られるようになったと言われています。

ゲストは自宅に帰ると、どんな結婚式だったか家族に話したくなるでしょう。家族団らんのひと時に、結婚式の引菓子を囲んで幸せを分かち合って頂くことで、同時に感謝の気持ちを伝えることが出来る、それが結婚式の引菓子なのです。

一方、一人暮らしのゲストにとっても引菓子は、職場に持っていってみんなで分けるのにちょうど良い“おみやげ”となるはず。そのため引菓子は、なるべく日持ちのするものや、分けやすいものが喜ばれているようです。

引菓子

2. 引菓子の相場は1,000〜2,000円

結婚式の引菓子は、記念品・縁起物と合わせて“引出物”にします。引出物の中では記念品が一番高額となるので、引菓子の相場は1,000〜2,000円。

また、引出物のうち記念品はゲストに合わせて贈りわけをする人がほとんどですが、引菓子は贈りわけをすることが少なく、しても友人・同僚と親族・来賓で品物を変える程度。

友人・同僚には1,000〜1,500円、親族・来賓には1,500〜2,000円の引菓子を贈るカップルが多いようです。

引菓子

3. スイーツならコレ!人気の引菓子3選

引菓子で人気なのは圧倒的にスイーツ。ここでは人気の3品をご紹介します。

①バウムクーヘン
生地を重ねて焼き上げることから、切り口が木の年輪のように見える縁起の良いスイーツ。夫婦の絆を重ねて末永く幸せでありますように、また、ゲストと一層の絆を重ねていけますように、と願いを込めて贈ります。

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②クッキーやサブレ
手軽に楽しめるクッキーやサブレは、一人暮らしのゲストにも喜ばれる引菓子。有名パティスリーのウェディング専用パッケージや、レストランの味をそのまま楽しめるオリジナルクッキーも人気です。

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③パウンドケーキ
イギリスで誕生したパウンドケーキは、結婚式のウェディングケーキとしても用いられていたそう。日持ちがするケーキなので遠方のゲストへの引菓子としても重宝します。

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4. 和菓子ならコレ!人気の引菓子2選

和のウエディングを考えているから引菓子も和のスイーツを、という方も多いのでは。圧倒的な人気を誇る和の引菓子2品をご紹介します。

①金平糖(こんぺいとう)
金平糖は日本の伝統菓子で、皇室の結婚式や祝賀会の引出物としても用いられています。

グラニュー糖を少しずつ結晶化して時間をかけて作られることから、“ふたりの愛を固く結んで良き家庭へと築き上げていけますように”と縁起担ぎの意味があるとして、結婚式でもよく用いられています。

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②紅白まんじゅう
紅白まんじゅうには、その色合いに深い意味が込められています。紅:赤ちゃん、新しい出逢い 白:死

正反対の意味を持つ紅白まんじゅうは、人生そのものを表しています。結婚式の引菓子として用いられるようになったのには、「長い人生ふたりで乗り越えて、命の限り添い遂げられます様に」といった願いが込められたという背景があるのです。日本の伝統を重んじるカップルにおすすめしたい引菓子です。

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5. 何が喜ばれる?ゲスト別・引菓子の選び方

結婚式には、様々な年齢、性別、関係性のゲストが集まるため、わかる範囲でそれぞれの生活スタイルに合わせたものを選ぶようにしましょう。

♠親族や家族・夫婦で出席のゲスト
新郎新婦の出身地が違う場合やお気に入りの店舗、紹介したいお菓子などがある場合には、相手方の親族に贈って地元紹介を兼ねるのも素敵ですね。

ホールタイプのケーキやバウムクーヘン、タルトなどは、結婚式後、自宅で家族と分け合って食べる楽しみを持ってもらうことが出来ます。

祖父母など年配の親族には、昔からの習慣を取り入れる意味と嗜好に合わせて、紅白まんじゅうや羊かんなどを贈っても。

♠友人・同僚で単身者のゲスト
一人暮らしをしている友人や同僚には、ひと口サイズにカットしてあるバウムクーヘンや、クッキーなど個包装のものが取扱いがしやすく、喜ばれるでしょう。甘いものが苦手な男性や普段食べないゲストには、引菓子に代わる品物としてデニッシュパンや、コーヒーセットなど別のものを贈っても。

♠職場の上司
上司の未婚・既婚など生活スタイルがわかるようなら、家族構成に合わせてホールタイプか個包装かを選ぶと良いでしょう。嗜好や生活スタイルがわからない場合には、親族と同じレベルの内容か、一般的な認知度が高いバウムクーヘンを選ぶと外さないでしょう。

♠遠方のゲスト
引菓子にも宅配サービスやカタログギフトがあり、これを利用すれば日持ちするものに限定することなく、遠方のゲストの荷物負担を減らすことも出来ます。遠方のゲストに限らず、好みで選んでもらいたい場合にはカタログギフトを利用するのも便利ですよ。

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6. まとめ|引菓子選びは、記念品選びよりむしろハードルが高い?

引出物の中でもゲストに合わせて贈りわけをする記念品とは違い、全員に同じものを用意することが多い引菓子。だからこそ、ゲスト全員に喜んでもらえる引菓子選びは、記念品選びよりむしろハードルが高いと言えそうです。

結婚式場のオリジナル引菓子や、式場提携ショップの中に気に入った引菓子があればベストですが、見つからない場合は自分で探して手配するのがおすすめ。ただしその場合、引菓子1つにつき持ち込み料が請求されることがあるので、必ず事前に式場スタッフに確認しておきましょう。

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